新事業や移転のために、新しいオフィスの賃貸物件を探されている方がいると思います。
職場で働く従業員が常に快適な環境で仕事をするためには、空調管理も重要なことのひとつです。
今回はオフィスの賃貸物件の空調に関して、個別空調及びセントラル空調とは何かを解説していきます。
2つの種類を理解したうえで物件探しに役立ててください。
賃貸オフィスの空調設備の個別空調とは何か
まずはじめに個別空調について解説していきます。
どんな特徴があるのか
部屋もしくはフロアごとに温度や風量の調整が可能な仕組みです。
小・中規模の賃貸オフィスで採用していることが多いです。
メリットに感じるポイントはどこか
この仕組みのメリットとして一番大きいのは、必要に応じた調整が可能ということです。
個別に調整が利くため、外気の影響によって変わる室温に応じてすぐに調整が可能です。
同じ部屋内でも場所ごとに空調の強さに差をつけられることもあるので、個々人の感覚や体調に合わせることも可能です。
デメリットに感じるポイントはどこか
広告を見て個別空調と書かれていても、ONとOFFの機能しかついていない場合があります。
完備と書かれたものでないと、温度や風量が調整できないケースが多いので気を付けてください。
また、電気代に関しては使用した分だけ料金が発生してしまうので、節約を掲げている会社にとってはデメリットになります。
小まめに使っていない部屋のスイッチを切ると節約につながります。
賃貸オフィスの空調設備のセントラル空調とは何か
次にセントラル空調に関して解説していきます。
どんな特徴がある設備なのか
セントラル空調は別名「中央管理空調」と呼ばれており、一括で全室の環境を管理しています。
主に大型のオフィスビルなどに多く見られています。
メリットはどんなところにあるのか
コアタイムと呼ばれるシステムで、基本的には平日の日中に設定されています。
コアタイムで設定された時間帯であれば基本料金以外に費用が発生しないので経済的です。
デメリットはどんなところにあるのか
一括管理のため、暑すぎたり寒すぎたりという現象が起こりやすくなります。
また、賃貸オフィスを所有するビル側で一括管理していることもあるので、深夜に業務がおよぶ業種には不向きと言えます。
まとめ
空調は従業員の生産性にも直接関係してきます。
快適な環境で仕事ができるように、賃貸オフィスを探す際には会社の環境や人数などによってしっかりと考えて選んでください。
私たち照喜屋不動産株式会社は、神戸市を中心に多数の賃貸オフィスを取り扱っております。
お客様のご希望に真摯にお応えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
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