結婚や出産などのさまざまなライフステージの変化などで、マイホームの購入を検討している方も多いでしょう。
しかし、不動産を購入する際にネックとなるのが多額の資金。
なかでも初期費用として必要とされているのが「頭金」の存在です。
そこで今回は、マイホームを購入する際の頭金の相場や支払う際の注意点について、詳しく解説します。
不動産購入時にかかる頭金とは?
頭金とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入する際に住宅価格の一部を先払いするシステムのことです。
マイホームを購入する際は、自己資金をあらかじめ用意するのが一般的です。
最近では、頭金0円で購入できるというキャッチフレーズの住宅も増えていますよね。
しかし、自己資金なしで購入することで借入額が増えてしまうため、毎月の返済額が増えてしまい支払いが困難になってしまうことも考えられます。
また、物件を契約する際に不動産会社に現金で手付金を支払いますが、そのまま頭金として充当されます。
マイホームの購入を検討したら知っておきたい頭金の相場
これからマイホームの購入を検討している方が気になるのが、頭金の相場でしょう。
一般的に、頭金の目安は物件価格の20〜30%とされています。
最新の国土交通省の調査によると、新築住宅では25〜40%、中古物件では40%近くの自己資金を用意していることがわかります。
しかし、最近では低金利で住宅ローンを組むことができるため、頭金ゼロで購入した方が長期スパンで見ると少ない負担で購入できる可能性もあります。
マイホームを購入する際は、支払い計画を含めて、ベストな支払い方法を検討する必要があります。
マイホームの頭金を支払う際の注意点とは?
ここからは、マイホームの頭金を支払う際に知っておきたい2つの注意点についてご紹介します。
POINT1:現金払いの諸費用もチェックしておくこと
不動産を購入する際、頭金以外にも諸費用がかかります。
しかも、ほとんどの諸費用が現金での支払いが原則のため、頭金とあわせた総額がいくらくらいになるかをきちんと把握しておく必要があります。
主な諸費用の目安は、次のとおりです。
●住宅ローン手数料
●登記費用
●不動産所得税
●仲介手数料など
購入する不動産によって諸費用の額は異なりますが、一般的に物件価格の3〜9%ほどかかるといわれています。
そのため、頭金とあわせて20〜30%程度の自己資金を用意しておくととても安心できるでしょう。
POINT2:頭金の支払い過ぎに注意すること
ローンを早く返済したいという思いから、多額の頭金を支払ってしまう方もいますが、支払い過ぎには注意が必要です。
出産やお子さんの教育費、親の介護費用などさまざまな理由でまとまったお金が必要になる場合もあります。
そのため、突然の大きな出費にも対応できる程度の自己資金を手元に残しておくようにしましょう。
まとめ
マイホームを購入する際に知っておきたい、頭金について詳しくご紹介しました。
住宅価格の20〜30%の自己資金があれば、頭金やそのほかの諸費用をまかなうことができるでしょう。
十分な自己資金を用意することで、その後のローンの返済もしやすくなります。
手元の資金が足りないなと感じている方は、工夫をして貯蓄を増やす努力をしていきましょう。
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